ログ監視の構成を作成¶
- ログ監視の構成を作成するには以下のような手順で作成しました。
- 対象ホストを設定する。
- アイテム(item)を設定する。
- トリガー(trigger)を設定する。
事前準備
監視対象のログファイルを作成します。
[root@localhost log]# touch /var/log/zabbix-sample.log
1. 対象のホストを設定する。¶
今回はzabbixサーバ上のログファイルを監視する作成します。
2. アイテムの作成¶
早速アイテムを作成します。
- ヘッダーにある「設定」を押下します。
![]()
- 2段目のヘッダーの中から「ホスト」を押下します。
![]()
- ホストの一覧が表示されるので今回は「Zabbix server」を選択します。
![]()
- 次に「アイテム」を選択します。
![]()
- 「アイテムの作成」ボタンを押下します。
![]()
- 以下の内容にてログ監視用のアイテムの情報を設定します。
※ 今回はサンプルなので必要最低限のみ設定しています。
項目名 設定値 名前 log-sample タイプ Zabbixエージェント(アクティブ) キー log[/var/log/zabbix-sample.log] データ型 ログ 説明 ご自由に ![]()
7.「追加」ボタンを押下します。
![]()
- 以上でアイテムの追加は完了です。
- 次に動作確認しますが、ホストが有効になっている必要があるため有効にします。
![]()
- 動作確認用にログに書き込む
サーバへログインし以下のコマンドを実行し、ログファイルに内容を追加します。
[root@localhost log]# echo 'date' log-append > /var/log/zabbix-sample.logアイテムのヒストリを確認し、設定が正しいことを確認します。
- ヘッダーより「監視データ」を押下します。
![]()
- 「最新データ」を押下します。
![]()
- 「ヒストリ」を押下します。
正しく設定されている場合 1行追加されていることが確認できます。
※ アイテムの作成時に更新間隔が30秒と設定されているため確認できるまで最大30秒のラグがあります。![]()
正しく確認できれば以上で確認作業は完了です。
3. トリガーの作成¶
次にトリガーを作成します。
- 作成したアイテムのウィザードの「・・・」をクリックします。
![]()
- 「トリガーの作成」を押下します。
![]()
- 以下の内容にて値を設定します。
今回はログの中に「error」という文字が表示された警告とするようにしています。
項目名 設定値 名前 log-sample-trigger 条件式 条件式の欄に「error」と入力し、「追加」ボタンを押下します。 深刻度 警告 ![]()
- 「追加」ボタンを押下します。
![]()
- トリガーが紐づいてることを確認します。
![]()
- 実際にログに文字列を追加し、動作確認を実施します。
[root@localhost log]# echo `date` log-append error >> /var/log/zabbix-sample.logトリガーの状態が警告となっているのが確認できます。
![]()
- 以上でトリガーの作成が完了です。